しくじっていました

著書の誤植や計算ミス等について,訂正情報をお知らせします.

2017年02月

2017年1月に,内田老鶴圃から出版された「平面代数曲線のはなし」について,気がついた修正点をお知らせします.[更新:2018年3月13日]

(1) 34ページ,下から2行目: 第1章 $\mapsto$ 第0章

(2) 59ページ,下から10行目: $R$ は整域なので $\mapsto$ $F$ と $H$ は互いに素なので,$\bar{v}$ は $R$ の零因子ではないから

(3) 44ページ,下から2行目: $F_Y=Z^{d-1}f_x \mapsto F_Y=Z^{d-1}f_y$

2015年6月に,共立出版から出版された「リーマン面と代数曲線」について,気がついた修正点をお知らせします.これらの部分は,初版2刷(2016年9月)では修正されています.

(1) 10ページ,下から3行目: filed $\mapsto$ field  (calc tekito さんのご指摘(2015.9.17))

(2) 31ページ,上から2行目: $t_m \mapsto t_n$.

(3) 53ページ,上から3行目:  2箇所マイナスが落ちている.52ページを参照.(calc tekito さんのご指摘(2015.8.30))

(4) 56ページ,下から3行目: 絶対値の記号(右側)が落ちている.正しくは $\displaystyle{\frac{|D_\zeta^k\varphi(\zeta)|}{|\zeta-z|}}$ です.(calc tekito さんのご指摘(2015.8.26))

(5) 79ページ,下から11行目: $\Delta^*$ は $\Delta\setminus \{0\}$ のことです.

(6) 90ページ,下から4行目:$\mathcal{O}_\nu \mapsto \mathcal{O}_\mathfrak{p}$ (calc tekito さんのご指摘(2015.9.17))

(7) 96ページ,7行目: 「項別に積分できる.したがって」 $\mapsto$ 「任意のコンパクト集合上で項別に積分できるから」

(8) 163ページ,上から7行目: 「$\Phi_{|D|}$の構成の仕方から...」のところは説明が悪い.$p$ あるいは $q$ の近傍での局所的な様子だけが問題になるので,必要ならば $s_j$ $(j=0,\dots,r)$ の代りに $z^{D(p)}s_j$, $z^{D(q)}s_j$ を考えることによって,最初から $p$, $q$ は Supp$(D)$ に含まれていない(あるいは同じことだが $D(p)=D(q)=0$) と仮定してよい.つまり $\Phi_{|D|}$ は,$p$ や $q$ の近傍では,全部が一斉に零にはならないような $r+1$ 個の正則関数の組で定義されていると仮定してよい.(calc tekito さんのご指摘(2015.10.7))

(9) 170ページ,下から2行目と177ページ,下から8行目: Bs$|D|$ は完備線形系 $|D|$ の基点全体のなす集合のことです.従って $\mathrm{Bs}|D|=\emptyset$ は $|D|$ が基点自由という意味になります.(calc tekito さんのご指摘(2015.10.15))

(10)  208ページ,命題9.6: 「必要条件」 $\mapsto$ 「必要十分条件」

(11)  209ページ,上から4行目:$\varphi(D-p)-\kappa \mapsto \varphi(D-q)-\kappa$

(12)  212ページ,下から5行目: $D_{g-1-r}$ は $D^0_{g-1-r}$ の間違い.また,補題9.12の証明は,逆の包含関係から先に示すべきでした.

(13)  215ページ,下から11,12行目: $D_1(\mathbf{x},\mathbf{y})$ は $D(\mathbf{b})$ の誤り.仮定より $\mathfrak{v}(D_1(\mathbf{x}, \mathbf{y})\in V_{g-2}$ だから,$D(\mathbf{b})$ の $\mathfrak{v}$ による像は $V_{g-2}$ の平行移動 $V_{g-2}+\mathfrak{v}(D_0(\mathbf{x}))$ の中を動く.

(14)  225ページ,下から4行目: 「作るができる」 $\mapsto$ 「作ることができる」

2014年4月に,内田老鶴圃から出版された「代数方程式のはなし」について,気がついた修正点をお知らせします.

(0) 問題の解答は巻末に載せたものの,実際に計算すると大変なようです. 本文にもっと実践的な計算例を載せれば良かったのかも知れません.というわけで,補足します. [補足資料]

(1) 42ページの上から3行目
\[
\left(\sqrt{2k-a} X-\frac{b}{2}\right)^2 \quad \mapsto \quad \left(\sqrt{2k-a} X-\frac{b}{2\sqrt{2k-a}}\right)^2
\]
従ってこの後,5行目,7行目,9行目の $b/2$ はすべて $b/2\sqrt{2k-a}$ に変更しなければなりません.

(2) 57ページ,下から4行目: $y_k\zeta_k=(\zeta^k)^2+1$ $\mapsto$ $y_k\zeta^k=(\zeta^k)^2+1$ (上付き)


2013年2月に,内田老鶴圃から出版された「代数曲線束の地誌学」について,気がついた修正点をお知らせします.

(1) 21ページの下から4行目: 曲面の場合のRiemann-Rochの定理において,$c_1(E)+K_X$ $\mapsto$  $c_1(E)-K_X$

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